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マラソン日記

Author:マラソン日記
日本共産党土佐市議。妻(三ヶ尻亮子)との二人暮し。1964年1月2日徳島県阿波市阿波町生れ。徳島大学工学部卒。旧運輸省第三港湾空港建設局を98年にやめ、日本共産党の専従に。14年4月20日から土佐市市会議員に
「文海の会」会員。ペンネームは粟田昇
事務所兼自宅は土佐市高岡町甲1955メゾンあゆみB201
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天敵を利用した園芸に注目=安心の農業推進

 12月議会の一般質問の3問目は安全・安心の農政についてです。現在主流の農薬であるネオニコチノイド系農薬の問題を問い、そして環境農業への市の姿勢を伺いました。
 
  答弁ではネオニコチノイド系農薬については、稲のカメムシ駆除での当農薬散布時の養蜂家への報告などの対策を進めている。一方で、国は、試験を重ねて安全基準を確立していることを紹介しました。

 環境農業では、市長から多面的機能発揮促進計画の認定をうけ、10a当たり8千円の補助が受けられる環境農業直接支援対策事業や、エコファマー取得状況などの報告がありました。

*平成27年度環境保全型農業直接支援対策事業認定者15軒
*環境保全型農業推進事業:5戸以上の農業者団体が、新規に、天敵、微生物資材、防虫ネット、交信攪乱剤などを導入する費 用に3分の1を補助する。平成27年度は、きゅうり、インゲン、メロン、ししとう、文旦などの品目で、37戸
*エコファーマー、平成28年度で、全国では15万4,669人、高知県では941人、うち土佐市では77人
   
 ネオニコチノイド系農薬について、市内に強い問題意識をもっている方がいます。ミツバチの大量死との関連性がある。水溶性で植物内部に浸透し殺虫性を発揮するという洗っても落ちない農薬。人にも影響が出る報告などの問題があります。とりわけ欧米とくらべて日本の基準が緩いことは、疑問や批判が出され、懸念されているところです。今回は注目すべき問題提起をしたものです。

 この間、「家の敷地にある池に、エビやゴリ、ツガニがいなくなった。エビは万単位でいたものだ」。「農薬の影響では」という声が寄せられ現場をみせてもらったことがあります。池のなかの石を除いて探してもエビなどはいませんでした。さみしく思いました。しかしエビやカニがいなくなったのは、農薬が問題だったとはいえません。
 県内河川の漁獲量を調べてみると、ツガニも手長エビもアユも減ってきています。水質はよくなっているのに逆行しています。
浦ノ内湾のアサリは、かつて3千トン近くあった漁獲量が現在は壊滅的な状況にあります。先日回復に向けての学習会がありました。チヌなどの食害を防ぐように網をあぶせる対策をとればアサリは増えるようです。しかし前からチヌなどによりアサリの捕食はあったものです。生態系に対して農薬の影響があったかのかどうか今後の解明が求められているところです。

 土佐市では園芸において、天敵を利用したIPM(総合的病害虫管理)農法が進んでいます。天敵を利用しても、農薬に頼ることはありますが、農薬を減らしていることは評価できるものです。天敵などを利用したIPM作物などはよく宣伝して販売促進をはかることを願ったものです。

 以下質問・答弁(粗おこし)

○2番(村上信夫君) 3問目の安全・安心の農政についてです。
まず、ネオニコチノイド系農薬についてです。ネオニコチノイド系農薬の中には、ミツバチへの毒性が強いものがあります。ミツバチの大量死が世界中に広がっています。北半球では2007年までに4分の1が死滅したともいわれています。そのミツバチの大量死にネオ二コチノイド系農薬使用が関係している、また疑いがあるとして、使用規制をかける国が広がってきています。EU諸国では、ネオニコチノイド系農薬のうち3種が2013年12月から暫定的に、原則2年間、全域で使用禁止となりました。ところが日本では、ネオニコチノイド系農薬の残留基準を緩和しました。ほうれん草では13倍もの緩和です。
農林水産省はミツバチの被害事例の調査をし、農薬による大量死の事例がある。とりわけ水田でカメムシの駆除をする時期に被害が多いことを明らかにしました。カメムシ駆除の多くは無人ヘリコプターを利用しているものです。対策として、ハチへの影響を避けるよう、農薬使用者にとハチを飼っている方への農薬散布の情報提供や、農薬散布の工夫などを指導しています。そして養ほうへの被害が増加したりすれば、使用の制限を検討する必要があるとしています。人に対しても、脳への影響、とりわけ幼児などの発達中の脳への影響も指摘する報告があります。
ネオニコチノイド系農薬による被害を防ぐための対応を、どのように考えていますか。
さて、先日、高石の方で、エビ、ツガニ、ゴリがいなくなったという池があり、現地を伺いました。エビが万単位でいたという池ですが、探しても何もいなくなっていました。何もいなくなるというのは寂しいものです。市内で、エビやツガニが激減した例は、ないでしょうか。
浦ノ内・宇佐では、漁獲高が2,500トンを超えていたアサリがほぼ壊滅状態にあります。高知県内の河川でのウナギやアユの漁獲量は減ってきています。四万十川では、手長エビがピーク時の40分の1に激減しています。水産資源、特に養殖でない水産資源は減少してきています。農薬の影響も少なからず疑われるものです。
市長の公約は4つの安心を進めることでした。農薬や化学肥料の使用を減らす安心の農業も大いに進めていただきたい。土佐市では天敵を使って害虫を駆除する園芸が広がっています。このような農薬を減らした農産物は大いに売り込みをすすめていただきたい。お考えを伺います。また土佐市の行政振興計画でも環境保全型農業の推進を掲げています。その取組状況はどうでしょうか。
○議長(黒木君) 森田農林業振興課長。
○農林業振興課長(森田浩司君) 村上議員さんからいただきましたご質問、「ネオニコチノイド系農薬被害を防ぐための対応について」、お答えを申し上げます。
土佐市において、ネオニコチノイド系農薬は、殺虫剤として様々な作物に使用されており、主に水田のカメムシ対策、これはお米の品質等級が下がるため使用せざるを得ないもので、また、キュウリの黄化エソ病対策は、他に代替する薬剤がないために使われていると、農業振興センターからお聞きしております。さらに言えば、ハウスで天敵を活用した栽培方法でも、殺虫剤としては、併用している状態であるとのことです。
議員御指摘のとおり、海外でのセイヨ★ウ★ミツバチには、かなりの悪影響が確認されておりますため、土佐市には養蜂業が少ない中でも、中央西農業振興センターには、農薬散布時期になると県の本課から通知があり、農業者に対する注意喚起と指導等の指示が出ているとお聞きしております。
しかしながら、日本国内の農業者は、農薬取締法による登録農薬しか使用しておりませんが、その登録農薬のかなりの部分にネオニコチノイドが含まれている状況のようです。
農薬を登録する農水省は、食品安全委員会、厚生労働省、環境省と協力し、使用者の健康への影響、水生生物への影響、有用生物への影響、残留農産物の消費者への影響などを、試験結果に基づいて評価し、登録の可否を判断して登録しており、現在日本でネオニコチノイド系農薬の使用を規制する法律はないとお聞きしております。
しかしながら、自然環境に悪影響を及ぼさないために、県農業振興センターに対しましては、農家への農薬使用方法の遵守と、散布方法についての注意喚起の強化、養蜂業者に対する農薬散布時期情報の提供の徹底などをお願いし、市としましては、JAなど関係機関と連携し、被害が発生しないよう、他地域の発生状況等の情報収集、情報提供に努めて参りますので、御理解、御協力を賜りますようお願いいたします。
○議長(黒木君) 板原市長。
○市長(板原啓文君) 失礼いたしました。
村上議員さんからいただきました環境保全型農業の推進につきましての御質問に、お答え申し上げます。
土佐市では、以前から環境保全型農業の推進を積極的に進めてまいっておるところでございまして、昨年度では、環境保全型農業直接支援対策事業と申しまして、エコファーマーなど化学農薬の低減を目指す農家が、多面的機能発揮促進計画を市長の認定を受け、天敵の★保存(発言)★温存(原稿)★利用技術、これはまず育苗ハウス等で天敵を飼い、作付後の圃場に放飼し、また収穫後はハウスに戻すというもので、この取り組みに対して、10アール当たり8,000円を交付するものとなっております。土佐市では、平成27年度に15軒の農家の方に取り組みをしていただいたところでございます。また、環境保全型農業推進事業と申しまして、5戸以上の農業者団体が、新規に、天敵、微生物資材、防虫ネット、交信攪乱剤などを導入する費用に対して、その3分の1を補助するものがございます。この事業には、平成27年度は、きゅうり、インゲン、メロン、ししとう、文旦などの品目で、37戸が取組を始めておられるところでございます。
これらの環境保全型農業に対する補助制度の入り口に位置付けられるものとして、エコファーマー制度というものがございまして、これは、持続性の高い農業生産方式の導入の促進に関する法律に基づき、堆肥などを施用して圃場の力を高め、化学肥料、化学農薬を減らす生産計画を都道府県知事に提出し認定された農業者を言い、環境にやさしい農業による農産物の生産方式により、環境負荷の低減への寄与と併せ、消費者の求めるより安全・安心な農産物供給に努めるものと位置づけされております。このエコファーマーの認定を受けますと、国の助成制度や金融上の特例措置、包装材等に自身がエコファーマーであることの表記ができ、議員さん御指摘の農産物の売り込みに関しても、優位性を保てるものと認識いたしております。
ちなみに、エコファーマーの認定状況といたしましては、平成28年度で、全国では15万4,669人、高知県では941人、うち土佐市では77人という状況となっております。また、高知県におきましては、高知県園芸連独自の認証制度でありますエコシステム栽培があり、JAを通じて申請し、園芸連に認められれば、園芸連のエコシステム栽培マークをつけて出荷できることとなっております。
環境保全型農業をさらに推進するうえで、今後は、堆肥等による土づくりの奨励や、天敵等利用農家数を増やしていけるよう関係機関と連携し、JAの生産部会等の機会を活用し、環境保全型農業の意義、メリット、事業・制度の周知、啓発に努めていかなければならないと考えておりますので、御理解賜りますようお願い申し上げます。
以上でございます。
○議長(黒木君) 村上信夫君の3問目2回目の質問を許します。
○2番(村上信夫君) 御答弁、ありがとうございます。
ネオニコチノイド系農薬については、多くの養蜂家や環境団体から規制また禁止を求めているものです。市内でも強い問題意識をもって発言されている方もいます。農林水産省は試験をして、人への影響などはないとしていますが、アメリカやEUでは、★ネコチノイド(発言)★ネオニコチノイド(原稿)★の残留農薬基準などは、日本よりもかなり厳しくしているものです。
さてネオニコチノイドは、虫には効くが、人間など哺乳類には影響が少ないとして20年前から使用が始まり、今では、これまでの毒性の強かった有機リン系農薬に変わって農薬の主力になっています。しかし、蜂の大量死との関係、虫を食べる野鳥の減少への影響が指摘されだしました。また水溶性と残効性より土壌や河川を汚染し、多様な生物にも影響を与えているといわれています。農薬の歴史では、これまでに1960年頃登場したDDTは、強い毒性と残留性があり禁止されました。農薬の歴史をみれば新薬がでて絶賛されて、数十年後には生態系への影響などがあり禁止されたりしています。本日は、ネオニコチノイド系農薬については、まず問題★意識(発言)★提起(原稿)★をさせていただいたところです。
さて、先程、エビやツガニがいなくなった川を見て寂しかったといいましたが、土佐市は、池、小川、水路には、エビやツガニ、またカラスガイなどがいっぱいいたところだと思いました。それらがいなくなった原因は、農薬だけではない。用水路の3面張りや、生活や工場排水の影響なども考えられます。
ぜひ、豊かな生き物が戻ってくるような街づくりを進めていただきたい。農産物の評価も上がってくるでしょう。自然豊かな市として魅力を増し、定住者も増えてくるでしょう。
先程環境型農業について、市長の御答弁いただきましたけれども、私はこの環境型農業に対する市長の決意、どのような考えをも持ってこう励ましていくのか。そういうところを再度お伺いをいたしまして、この問題での質問、終わらせていただきます。
○議長(黒木君) 板原市長。
○市長(板原啓文君) 村上議員さんから再度いただきました御質問に、お答えを申し上げたいと存じます。
す。
議員さん御指摘にもありましたように、エビ、ツガニ、ゴリは昔に比べますと、その減少傾向は明らかだというふうに、私も思っております。
ま、その原因として考えられるのは、家庭用のこの生活雑排水の影響とか、また河川の整備による住みかの減少、またゲリラ豪雨による集中的な雨量の増加、その他農薬等の影響も少なからずは、あろうかと推察しております。
いずれにしましても、このような複合的な要因が絡み合っているものと考えられますので、特に農薬につきましては、登録農薬において定められた用法、用量等を遵守していただきますように県の農業振興センターによる指導と併せまして、市としましてはJA等と連携をし、周知・啓発を図ってまいりたいいうふうに考えておるところでございます。この環境保全型農業、また環境制御型農業なども含めまして、こういった環境に配慮した農業というものは、これからの主流にならなければならないというふうに思っておりまして、こういった、近年におきましても予算のシフトと言いましょうか、そういったことも行ってきておる経過もございます。今後につきましても、市といたしましても重要視して取組んでいきたいと存じておりますので、今後とものまた御理解、御協力を賜りますようにお願いを申し上げます。
以上でございます。
○議長(黒木君) 以上で、2番村上信夫君の質問を終結いたします。

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