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マラソン日記

Author:マラソン日記
日本共産党土佐市議。妻(三ヶ尻亮子)との二人暮し。1964年1月2日徳島県阿波市阿波町生れ。徳島大学工学部卒。旧運輸省第三港湾空港建設局を98年にやめ、日本共産党の専従に。14年4月20日から土佐市市会議員に
「文海の会」会員。ペンネームは粟田昇
事務所兼自宅は土佐市高岡町甲1955メゾンあゆみB201
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次々減るショウガ畑への対応を

9月議会での私の一般質問を紹介します。
①ショウガ畑②国保税③複合文化施設④高岡中学校の建替えの4題で質問しました。
①のショウガ畑について説明します。

市内のショウガ畑では、2年前の8月豪雨、昨年10月の市西部中心に被害のあった集中豪雨によって、病気が広がりつくれない畑が広がっています。

土佐市のショウガの作付面積は
2011年55ha 12年54ha 13年54ha 14年54ha 15年50ha 
と15年は4ha減になり、大きく落ち込みました。今年度はさらに減っていると思われます。

需要が減ったわけではありません。市内のショウガ農家では、高知市春野町や四万十町窪川で畑を借りてつくったりしています。

ショウガ畑が減ってきた原因は、これまでの土壌消毒剤として効果の高かった臭化メチルが使えなくなった(温暖化への負荷が高いことから)ところへ、2年続きの豪雨によって、病気が広がったこと。病原菌の残った種イモの使用が挙げられました。

病気のなかで多いのは、根茎腐敗病、最も脅威なのは、効く薬がない青枯れ病です。
青枯れ病は毛細な根の先にまで病原菌が行き届くので、土壌深くまで菌が残ることになり、少々の消毒では効果がありません。反永久的にショウガがつくれなくなってしまいます。

病気になったショウガは、拡散しないよう病気で変色したショウガの茎や根を焼くために焼却が求められます。高知市春野だったら焼却場が大規模なので、いくらショウガをもってきても大丈夫なようですが、土佐市の焼却場では、大量にもってこられると、温度が下がるので問題があるようでした。

今回は、排水対策を中心に質問をしたものです。この間の集中豪雨によるショウガ畑への越水によって、病気がそのたびに広がり、ショウガがつくれない畑が広がっている地域がありました。地元の方が、あふれる原因となっている用水や河川の狭隘なところを改善を求めても、人家ではない畑なのでということでなかなか改善してもらえない状況がありましたので、従来よりも、配慮するように求めたものです。

ある集落では、田畑はほとんどがショウガ畑になっているところがあります。前は、全部お米だったといいます。お米の値段が下がったのでショウガにかえたのです。今お米に戻したら、大規模につくらないと採算が取れないので、集落では数人しかまかななくなります。単価の高いショウガだからこそ、一定の農家の経営が維持できます。しかし、ショウガはお米と違って水に浸かると病気になります。集落対策としても重要です。
中川内ショウガ畑1
河川からの越水によって病気になりショウガがつくれなくなった畑。越水防止の囲いを設置
使えない畑
上段の畑からの越水によってショウガがつくれなくなった畑(原因は河川から?)
水路1
越水をおこす用水の箇所(道路を潜るための水路管が狭い)
水路越水
河川の越水箇所(河川の屈折部。容量が小さい。垂直だった護岸を、勾配のある護岸にした問題も指摘されている?。)

○3番議員(村上信夫君) こんにちは村上信夫です。 発言通告に従いまして、1問目のショウガ畑について質問をいたします。
ショウガについては、臭化メチルの土壌消毒剤の利用禁止と相まって、一昨年の高知県を襲った8月豪雨、そして昨年10月にあった土佐市西部への集中豪雨によって、ショウガへの病気が広がり、耕作できない畑が広がっています。
昨年度は54ヘクタールから4ヘクタール減りました。今年度は更に減っていると思われます。
過去5年間の市内におけるショウガの作付面積と生産量を教えてください。
ショウガは土佐市にとって主要作物です。とりわけ戸波地区では、断トツに重要です。ある市西部の地域では、一面ショウガ畑のところがあります。聞けば、前は全部田んぼだった。しかし、お米の値段が下がる中で、ショウガに変えたと聞きます。お米に替わって、地域そのものを支える作物になっています。
ショウガの青枯病など病気をなくすための対応については、一昨年の秋の議会で質問したところです。田村議員からも病気への対応強化が求められました。病気をなくす対応を、県や農協関係機関と連携を深めて、更に強化をしていただくよう求めます。
青枯病などの病気は、病原菌が、畑に移らない対応が求められます。ある地域では、一昨年、昨年と連続して、豪雨で河川などから水があふれ病気が広がり、ショウガ畑が次々と減っているところがあります。流入している原因ははっきりしています。河川が曲がっているところ、河川や用水が狭まっているところです。その改善がなかなか進んでいません。雨水が流入し、とりわけ畑で滞留することになればショウガに病気を広げることになります。青枯病などの病気に強い稲とは違います。特に青枯病になれば、5年は作れないと言われています。臭化メチルが使えないようになってからは、半永久的に土壌に残ってしまうのではとも言われています。単価の高いショウガにとって重大な打撃となります。
雨水がショウガ畑へ流出しないように、また滞留しないように、河川や用水路の対応を、より充実していただきたい。どのように考えますか。
以上、答弁を求めます。
○議長(黒木君) 森田農林業振興課長。
○農林業振興課長(森田浩司君) おはようございます。農林業振興課の森田です。よろしくお願いいたします。
村上議員さんからいただきました御質問「ショウガ畑について」、お答えを申し上げます。
まず、1点目の市内のショウガの現状等につきましては、高知県農業振興部が発行する統計冊子の高知県の園芸によりますと、土佐市におけるショウガ作付面積・生産量としまして、過去5年間を見てみますと、平成23年産で、面積55ヘクタール、生産量2,711トン、平成24年産で、面積55ヘクタール、生産量2,845トン、平成25年産で、面積54ヘクタール、生産量3,076トン、平成26年産で、面積54ヘクタール、生産量2,218トン、平成27年産で、面積50ヘクタール、生産量2,181トン、となっております。
次に、青枯れ病をなくすための、対応強化につきましては、現時点で青枯れ病を根絶する農薬等は、開発されておらず、完全になくすことは残念ながら不可能と考えます。
本年度より高知県農業技術センターで、土壌伝染性病害に対応した、露地ショウガ生産体系の開発という、課題研究が始まりましたが、研究期間が平成32年度までとなっており、すぐに効果的な対策を始められる状況にはなりません。
しかしながら、本市の基幹作物でありますショウガは、何としても守らなくてはならないものと考えており、青枯れ病の防除に関しては、本年7月よりJAショウガ部会が、農薬メーカー、関係機関と連携しながら、昨年病気が発生し、休耕している圃場において、国の開発した低濃度アルコールによる、土壌還元処理の実証実験を行っており、来年度に作付けをし、その効果を確認するという、取り組みとなっておりますので、良い結果が出るよう大変期待しております。
JAショウガ部会においては、土壌病害対策の、勉強会を継続していただき、部会全体として、管理技術の向上を図っており、加えて系統外農家にも、中央西農業振興センターの作成した、土壌病害診断マニュアルを配布するなど、適正管理、早期発見、早期除去等に努めることを、産地全体として取り組むことで、可能な限り青枯れ病を拡大させないようにすることが重要であると考えております。
そのため市としましても、技術的、実証的情報については、高知県病害虫防除所、高知県農業技術センターに提供をお願いし、有効な情報は中央西農業振興センター、JA等と共有し、迅速にショウガ農家に伝えることができるよう努めてまいりますので、御理解、御協力をお願いいたします。
○議長(黒木君) 片山建設課長。
○建設課長(片山淳哉君) 建設課の片山です。
村上議員さんからいただきました河川や用水からの流出防止についての御質問にお答え申し上げます。
河川や用水からショウガ畑への流出につきましては、通常時にはあふれていない河川等が台風や集中豪雨時に水かさが上がり通常河川へ流入していた畑等の排出ができなくなったことによるものと思われます。
また、台風や集中豪雨時には河川からの流出により、住宅より低い農地が浸水することがたびたびあり、ショウガやメロン等の農作物が水没することがございます。昨年8月の台風11号、12号及び9月の集中豪雨時にも同様の状況が発生しております。
しかしながら、波介川導流路の完成により、住宅地のみならず農地の浸水面積も減少し、以前と比べると大きく改善をされ、その効果を実感しているところでございます。
村上議員さん御指摘の河川の改修につきましては、多額の予算と地域住民の協力が不可欠となります。現在本市では人命を優先し、人家への影響のある箇所を優先的に改修しているところでございます。しかしながら市の主要作物であるショウガは、水害の影響により青枯れ病などの病気の発生源となることから、それへの対策も重要なことと考えます。限られた予算の中ではございますが優先順位を決め、取組を進めてまいりたいと考えておりますので、御理解、御協力を賜りますようお願い申し上げます。
以上です。
○議長(黒木君) 村上信夫君の1問目2回目の質問を許します。
○2番議員(村上信夫君) 御答弁ありがとうございました。
今後の対策への決意とともに、青枯病への対策が研究が進んでいるそのような現状などを伺いました。
河川や用水の対策についての話もありました。青枯れ病対策、重要だという認識も話されました。しかし、この問題、地域を守ることも考えて、従来の認識よりもさらに一歩進めて対策を進めていただきたいと考えます。
市内のショウガの作付け面積の報告がありました。これまで、だいたい55から54ヘクタールで推移していたものですが、昨年度は50ヘクタールです。この落ち込みは異例です。一昨年度の8月豪雨によって病気が広がった原因だともおっしゃられました。
そこでです。作付け面積がなぜ減ってきたのでしょうか。ショウガの病気が広がったことが原因だと考えますが、なぜ病気が広がってきたのでしょうか。青枯病を根絶する農薬などはないとのことですが、青枯病になれば、畑はどのようなダメージを受けることになるか。再度お尋ねをします。
○議長(黒木君) 森田農林業振興課長。
○農林業振興課長(森田浩司君) 村上議員さんからいただきました2回目の御質問にお答え申し上げます。
ショウガの青枯れ病がどうして広がったか。そのダメージはどうかという点につきましては、病気拡大の可能性として、幾つかある要因のうち、台風等の大雨被害でショウガ圃場が冠水し、一部の病原菌が拡大したことと、被害の翌年の作に使用する種芋が、全体的に少なかったことで、菌に感染していることが分からないまま、種芋として使用することで、冠水被害を受けていない圃場までも、感染したことが大きな要因ではないかと、考えられます。
次に、青枯れ病が発生した圃場のダメージとしましては、根茎腐敗病と比較しますと、根茎腐敗病は5年間水田にすると、発症しなかったという農家の方と、そうしても発症したという、農家の方もいらっしゃいますので、各圃場の土の深さなどの固有の条件に、左右されるのではないかと考えます。
青枯れ病菌は、根茎腐敗病菌より深い場所に潜んでおりますので、いつまで影響があるのかは、まだ確認できていないのが現状ですが、根茎腐敗病よりは長い期間が、必要になるのではないかと、中央西農業振興センターの方からお聞きしております。
特に、菌密度の高い圃場は、影響が長く続くと考えられますので、もし発症しましたら早期除去し、菌密度を低く保つことで、少しでもダメージを軽減していただきたいと考えておりますので、御理解賜りますようお願い申し上げます。
○議長(黒木君) 村上信夫君の1問目3回目の質問を許します。
○2番議員(村上信夫君) どうも。詳しい状況を報告いただきまして、ありがとうございました。
今、臭化メチルが使えなくなった中、2年連続の大雨によって病気が広がり、ショウガ畑が少なくなっています。現状では、青枯病にかかった畑ではショウガが長年作れなくなる。そういう状況です。
ある集落では、集落の田畑が、水田からショウガ畑に、一面変わっている話をしました。お米の値段が安くなって採算がとれなくなっているからです。今、お米は大規模に作らなければ到底採算が合いません。そのような中で単価の高いショウガだからこそ農業者も残り集落が維持できます。集落を守る、地域を守るためにも、ショウガを守る対策の充実を願います。
私の知り合いのある農業者の方は、少しでもショウガが変色すると、検査してもらい、病気になったショウガの根や茎は、全て焼却場で焼却しています。山や川の土手などには捨てられない。農地にできるだけ病原菌が残らないよう努力をしています。こういう農家を守り育てることこそ、農業振興ではないでしょうか。
最後に市長に、もう一度お考えを伺います。
○議長(黒木君) 板原市長。
○市長(板原啓文君) 村上議員さんから私への御質問にお答えを申し上げます。
努力をされているショウガを、栽培されている農家を守り育てることが農業振興ではないかという御質問がございました。
市といたしましても、露地野菜として面積的に広く作付けされていることからショウガ農家の生産意欲の減退は市内農業生産に大きな悪影響を及ぼし、同時に耕作放棄地の増加にもつながりますので、適正管理、適正処分を守り、ショウガ栽培に努力されている農家の皆様がその生産意欲をそがれることのないよう努力しなければなりません。青枯れ病対策について、次回の高知県市長会でも取り上げていただき国への要望へもつなげていきたいと思いますし、もちろん高知県農業流通センター★の方に1日でも早く有効防除策を含むショウガ生産体系の開発を完了していただくようお願いしてまいりたいと考えておりますので、御理解賜りますようお願い申し上げます。
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